初期設定
Gitのインストールが終わったら、Gitの設定をする必要があります。
必ずやらなければいけないGitの設定は、名前とメールアドレスの登録です。
名前とメールアドレス
なぜ、名前とメールアドレスを登録しなければならないのかというと、ファイルの変更をGitを使って記録するときに、誰がその変更をしたのかも一緒に記録するからです。
Gitは、他にも設定できる項目がありますが、これだけは必ず設定しないといけません。
設定方法
設定方法は、まずGitが使えるターミナルを起動します。
Windowsの場合はコマンドプロンプトまたはPowerShell、macOSやLinuxの場合は端末またはターミナルを起動します。
探し方としては、インストールされているプログラムなどを検索できるところにこれらの名前を入力して探してみてください。
起動したら、まず最初に名前を設定してみましょう。
名前の設定は、下記のコマンドを実行します。
git config --global user.name "Taro Suzuki"
Taro Suzuki
のところを、設定したい名前で置き換えてください。ニックネームなどでも大丈夫です。しかし、日本語を使うのは、今後不具合の発生する可能性があるため、英文字を使うようにしてください。
次に、メールアドレスを設定してみましょう。
メールアドレスの設定は、下記のコマンドを実行します。
git config --global user.email "[email protected]"
[email protected]
のところを、設定したいメールアドレスで置き換えてください。こちらも、日本語を使うと不具合の発生する可能性があるため、英文字を使うようにしてください。
確認
では、本当に設定されているのか確認してみましょう。
設定を確認するためには、下記のコマンドを実行します。
git config --list
このコマンドを実行すると、表示されたものの中に、下記のようなものがあるはずです。
user.name=Taro Suzuki
[email protected]
ここに、設定した情報が書いてあるはずです。
なので、内容はそれぞれの設定したものになり、Taro Suzuki
や[email protected]
ではないと思いますが、user.name=
やuser.email=
という行があるはずです。
まとめ
これで、Gitを使う上で必要な最小限の設定が完了しました。
Gitには、他にも設定できる項目がありますが、それらはまだ使わないので、必要になったら紹介します。