リポジトリ
Git で管理するファイルの集合(プロジェクト)をリポジトリと言います。
なので、Git でバージョン管理をするには、まず最初にリポジトリを作る必要があります。
リポジトリの作成
リポジトリを作成する前に、WindowsではコマンドプロンプトまたはPowerShell、LinuxやmacOSではターミナルまたは端末を起動してください。
起動の方法は、Gitのインストールの時と同じようにして起動させます。
ただ、Windowsの場合は、「管理者として実行」をする必要はありません。
起動が終わったら、リポジトリを作成したい場所、つまりGitでバージョン管理したいファイルが置かれている、または置く予定の場所まで移動します。
移動の方法は、Gitの説明の範囲を超えるので、各自調べてください。
移動したら、下記のコマンドを実行してください。
git init .
最後の、ピリオド「.」を忘れないでください。
git init
コマンドで、リポジトリを作成します。
これで、現在いるディレクトリの場所をGitのリポジトリとして使うことができるようになります。
ピリオドは、現在いるディレクトリをGitのリポジトリとして使うということを表しているので、git init app
のようにした場合は、appディレクトリをリポジトリとして設定します。
何をしたか
Gitはバージョン管理のために、ファイルの変更の差分を保存しています。
その差分は、.gitという名前のディレクトリに保存されています。
なので、git init
というコマンドでは、.gitディレクトリに、Gitのリポジトリに必要なファイルを作成しています。
まとめ
新たに、Gitでバージョン管理をし始めるには、この作業が必須です。
次は、Gitを使ってファイルのバージョン管理を開始していきましょう。