Ruby

このサイトでは、Ruby言語(以下、Ruby)と呼ばれるプログラミング言語について扱います。

しかし、いきなりRubyの使い方や書き方について説明するのはよくありません。

Rubyはあくまでも手段であって目的ではありません。つまり、Rubyについて知っておき、Rubyを使うべき時に使えるようにしておいた方がよいということです。

Rubyの歴史

最初にRubyの歴史について触れておきます。

Rubyは日本人のまつもとゆきひろと呼ばれる方が1995年にニュースフォーラムに発表した言語です。この方は通称Matzという名前で呼ばれることもあります。

近年のRubyは12月のクリスマスの日に最新版がリリースされており、2020年10月現在の最新は2.7です。

Rubyが有名なプログラミング言語として注目されるようになった理由として、よくRuby on Railsの普及が上げられます。

Ruby on Railsは、Rubyを使ったWebアプリケーションのフレームワークで、これの普及によりRubyも普及しました。

このような背景から、Rubyの利用をする場合は一緒にRuby on Railsを一緒に使われることが多いです。

バージョン表記

バージョンの表記として、先頭の2つの数字がメジャーバージョンを表し、その後ろにマイナーバージョンの番号が書かれています。つまり2.7.1という名前のバージョン番号であれば、2.7がメジャーバージョンで、1がマイナーバージョンの番号となります。

Rubyの特徴

Rubyの特徴のひとつとして、柔軟な構文であるということがあります。

これは、Rubyの構文を内部に持った別のプログラミング言語を作ることができるくらい、柔軟な構文となっています。

他の特徴としては、Rubyでは様々な処理がデフォルトで用意されており、それらを使うことでコード量を減らすことができ、また柔軟な構文であることからコード量が少なくて済みます。

Rubyでは他のプログラミング言語の良いところを取り入れていくという方針ということも、特徴的な点です。しかし、これの悪いところとしては、メジャーバージョンの変更が多いということがあります。

おわりに

Rubyの進化は比較的早く、メジャーバージョンで色々と機能が追加されたり変更されたりします。

そのため、なるべく最新情報をキャッチアップをしていくようにしていきましょう。

今後の記事では、Rubyの使い方について説明していきます。